セルフチェックイン機の導入でスムーズな接客
実はペーパードライバーだったのですが、入社後、片道約25分の車通勤に毎日トライ。職場でも車を移動したり、6カ月点検でディーラーの工場まで運転したり。次第に、車の知識や運転技術を身に付けることができました。
新車が配車されたらマットを敷き、ビニールをはがしてお客さまに貸せる状態にセッティングする新車準備もおこないます。メインの仕事はレンタカーへのご案内です。
新千歳空港営業所は外国人のお客さまが多く、日本人7割、インバウンド3割。なかでも台湾のお客さまが最も多く、韓国のお客さまも増えましたね。今までは対面で受付を行っていましたが、今年からはセルフチェックイン機で受付されたお客さまを車までご案内し一緒にキズの確認をして、車の操作をご説明しています。繁忙期は1日に100組ほど。
空港から営業所までバスで一度に5組から8組到着されますが、セルフチェックイン機の採用で、スタッフ2・3名でご案内できるようになりました。
お客さま優先、喜ばれるサポートを
車は安価なモノではないし、知らない道を走るのですからお客さまにとって車を借りるという行為は、決して小さなことではありません。安全に無事に帰ってきていただきたいのでお客さまが困らないよう、不安にならないようにサポートも大切。特に冬道運転に慣れていない外国人の方には、スピードを出さない、車間距離をとるなど、きめ細かくアドバイスを。うちの営業所には台湾出身の女性スタッフ、中国出身の男性スタッフ、中国語を話せる日本人スタッフがいるので、私たちも心強いです。
また、貴重な観光の時間を無駄にしないように、常にお客さま優先を心がけています。最近は出発件数が多いので、待ち時間に「次ご案内しますね」「もう少しお待ちください」と声掛けをなるべくして気持ちよく出発していただけるようにしています。「早く出発できてよかった、ありがとう」とか、車を返却の際に「すごくいい車で快適だったよ」とお礼を言ってくださる方もいらっしゃるのが、うれしいですね。
新システム導入のリーダーに任命され、プレゼンを担当
受付業務を自動化する機械の存在を知り上司たちと4人でセルフチェックイン機「キオスク」の見学に行きました。観光地で忙しい拠点はこの機械を導入すべきだと実感。導入にあたってのリーダーを任せられ、社長など本社の偉い方たちにプレゼンを。プレゼン資料も作成しました。対面での受付業務がいかに大変かを伝えるのは甘えになるので、発想を転換。出発時間が短縮されると、もっと件数を増やせるし車の稼働率も上がり、売上も伸ばせるとメリット面をアピールしたのです。
稟議が通り、うちの営業所にはセルフチェックイン機が6台導入。スピーディーな受付で仕事もしやすくなり、お客さまに喜ばれ、売り上げにも貢献したと思います。
入社1年半でプレゼンをさせていただくチャンスを与えられたのはありがたかったです。のびのびと自分の意見を言える会社。これからも高い意識を持って、前向きに仕事をしていきたいです。
